社会派映画監督、山本薩夫さん

いやー、東京は31度を軽く超えてました。もはや5月ではない。布団は干せましたが…。

森次晃嗣さんといえばウルトラセブン

日中、珍しく話題が阿波踊りでbuzzり、若い頃一人旅で回った徳島の景色を思い起こしていました。大歩危小歩危、阿波の鳴門、眉山、どれも素敵でした。

分けても、若い頃観た「証人の椅子」という映画を思い出していました。社会派と呼ばれる山本薩夫監督作品です。

森次さん、「ああ、野麦峠」でも好演

山本作品といえば「華麗なる一族」「戦争と人間」と言った堅い話ばかりで、興味のない方には退屈ですが、「証人の椅子」は、その昔起きた〈徳島ラジオ商殺人事件〉が題材になっています。

権力にでっち上げられ、無罪を主張、死後も争われ名誉を回復することができた奥さん。話の中で、真夏の阿波踊りの場面が出てきます。覆す材料がなく焦燥感に駆られる弁護士の心情と重ね合わせる演出。スゴいなと思いました。

…どーでもよい蛇足ですが、シンウルトラセブンやらないかなー。

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