何年か前の正月、家族と映画に出かけました。スネスイッチ銀座。落ち着けるシアターです。
ロードムービーといえば、ドイツの映画監督ヴィム・ベンダースの作品が1番好きですが、これも久しぶりに観たロードムービー。アルゼンチンから西独まで老人が一人旅をして古い友だちを訪ねていく、という話でした。
新聞の映画評を読んで、ぜひ後世に伝えたいと、気乗りしないムスメたちを誘い、正月早々銀座に繰り出しました。私は例によって号泣でしたが、当のムスメたち、「『ユダヤ人で戦争』って話なら悲しいに決まってんじゃん」といたってクール。ツボってるの私だけ?