ハリウッド版「生きる」、そこそこ売れているらしい。
私が知ってるのは当然黒澤明監督作品の方で、主役は志村喬さんでした。
学生時代、池袋の文芸坐(東京都豊島区)で3本千円で黒澤明作品を良く観てました。難解でついていけないもの、感情移入しやすい作品、それぞれでしたが、最も好きなのは、やはり「七人の侍」です。
野武士一団との壮絶な闘いの中、志しの高い雇われ侍が次々と倒れていく様、涙です。
「生きる」とはまた性質が異なりますが、無常感や儚さを噛み締めて生きていくこそ、日本人の美学ではないか、と思ってます。