知人のミュージカルを観に東池袋(東京都豊島区)まで行きました。
内容は、豊島区の旧跡に因んだもので、雑司ヶ谷にある鬼子母神がキーになっていました。子供の頃少女漫画雑誌「なかよし」によく載っていた高階良子先生が描いた「赤い沼」というマンガが鬼子母神を舞台にしていて、めっちゃグロかった記憶があり、辿ってみると、鬼子母神を題材にしたマンガって、結構多かったのです。
昔、雑司ヶ谷に知人の葬式に行き、夜、タクシーを拾ました。運転手さん「お客さんが白い服着てたらどうしようと思った…」と呟くので訊くと、数年前、白い服を着た女性3人を同じところで乗せたそうです。後部シートが窮屈かと案じ「1人前に来ますか?」と尋ねると怪訝な表情をされるので、そのまま動き出しました。後部では、女性2人が真ん中の女性を無視してお喋りに興じています。不審に思いながら運転を続け、目的地の谷中墓地付近に近づくに連れ、真ん中の女性の姿が徐々に薄くなっていき、目的地で後部ドアが開くと風が抜けるように消えた、という話を一気呵成に話されました。ミュージカル観ながら、こんなこと思い出してる自分ってやっぱヘンかなー…